不動産投資を検討するうえで、投資物件の利回りについて考えることは非常に重要と言えます。
東京日商エステムは、安定した利回りが期待できるとして不動産投資をすすめています。けれども、具体的にどの程度の利回りが期待できるのか明示されていません。
それでは、マンション経営を始めると、一体どの位の利回りが期待できるのでしょうか?東京日商エステムがすすめるようにマンション経営の利回りは、安定性があって高利回りなのかどうか、調べてみることにしましょう。
■不動産投資の利回りとは
まずは、不動産投資の利回りに対する考え方から見てみることにしましょう。
不動産投資の利回りは、投資物件の価値判断の基準になります。投資金額と利益額が異なる物件を比較して投資先を決める際に、利回りを参考にすることでより優れた投資物件に投資することができることになります。
利回りの計算方法は次の通りです。
利回り=1年間の利益額÷投資額×100
例えば、1年間の利益額が40万円で投資額が1,000万円の場合の利回りは、40万円÷1,000万円×100=4%になります。
東京日商エステムから複数の不動産物件をすすめられた場合は、利回りを確認することでより有利な投資物件に投資することが可能になります。
■実質利回りと表面利回り
簡単な利回りの計算方法や考え方をご紹介しましたが、利回りには「実質利回り」と「表面利回り」という2種類の利回りがあります。
家賃収入に限定してみますと、実質利回りは次のように算出します。
実質利回り=(年間家賃収入―年間必要経費)÷不動産購入金額×100
例えば、年間家賃収入100万円、年間必要経費10万円、不動産購入金額が1,000万円の場合は、(40万円―10万円)÷1,000万円×100=3%になります。
これに対して表面利回りは、年間家賃収入÷不動産購入金額×100という計算方法で算出します。実質利回りの計算例と同じ条件で計算すると表面利回りは4%になります。
東京日商エステムがすすめる不動産物件を比較検討する際には立地条件だけでなく、利回りについても東京日商エステムの担当者に確認されることをおすすめします。
また、空き室物件の利回りは想定上のものですので、同じ条件のマンションの利回りを東京日商エステムに確認してみると良いかもしれません。